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XP-SP アジャストされて堂々と再登場します。
今年2月に登場しましたスピーカーケーブルXP-SP

http://blog.zama-dolphin.jp/?eid=635


アジャストされ再登場する事となりました。
今回メスが入れられたのはY端子です。
それまで用いていたものは某社のY端子ですが、これを当社オリジナルのY端子に変更しております。

高級スピーカーケーブルは皆Y端子を用いてるのが殆どですが、果たしてY端子と言うものは音が良いのでしょうか?
そこがスタートラインです。
そして答えは「多くの場合、酸化を気にしないのならスピーカーケーブルをダイレクトに接続した方が高音質」
それはなぜかと言うならY端子の音が異質だからです。
Y端子の音は加工ストレス(削りだしと言いながらプレス後が見られる端子が殆どです)、質の悪いメッキらにより、レンジ感は格段に狭くなり、情報量 不足でタイトな音なものが殆どなのです。
これを私はワイヤーとして通用しない「端子音」と呼びます。
端子音を持つY端子をつけるならスピーカーケーブルにY端子は必要ないのです。

今回採用されたY端子は上級モデルXP-SP ENやXP-SP Flareに用いたものと同じ高純度無酸素銅をベースにしています。
この高純度無酸素銅は3次元加工されていますが、その加工は冷水の中での超低速ワイヤーカッター加工を行い、折り曲げも高い圧力をかけない手作業 の織曲げ加工で行われています。
この様な丁寧な工程で製作された銅無垢Y端子はワイヤーと同じ高音質を保っているのです。
採用された金メッキも特別です。
市販の金メッキはよくて10分の数μですが、このY端子にはたっぷり数μの金メッキが施されています。
ワイヤーの音質を維持する維持しないではなく、そのままでも高音質のY端子を遥かに凌駕する音質へと変貌しています。
今回の変更内容はそれだけです。

たったそれだけですがこの音質は凄いと思います。
XP-SP ENの直系と言う事をはっきりと意識させる音質です。
音場の描き方、音像の描き方、それらを描く筆のタッチ・・・音の佇まいだけならXP-SPと瓜二つと言っても良いかもしれません。
・ノイズと言う演出を排した中で描かれる真の雄大な音場、
・だからこそ得られる高い情報密度の音場と音像の描写
・エネルギーバランスは絶対的低域に支えられた盤石のピラミッドバランス
本当に盤石で、リッチで優しくて、危うさを感じさせないケーブルです。
違いは情報密度がXP-SP ENには及ばないと言うだけです。
ただ、XP-SP の名誉のために言うのなら、他メーカーの100万円近くのケーブルと比較しても情報密度では優る事はあっても負ける事はないと思います。
あくまでもXP-SP ENとの相対的な差です。
XP-SP ENの描く音楽描写は陰影深く濃厚で色彩豊かなライカの様な佇まいだと個人的には思っています。
それに対しXP-SPの描く音楽描写は「ライカ的色彩が時間の経過とともに若干色あせ、セピア的な色彩を帯びたような感じ」と言ったら理解してい ただけますでしょうか。
「なんかこれはこれで味わい深くて良いな〜」
下位モデルではあるものの一つの完成された音に深い魅力を感じてしまうのです。

今回のアジャストによるモデルチェンジでXP-SPは4万円の価格UPとなってしまいましたが、その何倍もの魅力を手にしたと個人的には思っています。
XP-SP 本当に魅力あふれるスピーカーケーブルとして再登場です。


NEW XP-SP 230,000円 (1.8mPair ±82,000円/m)