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USBケーブルXP-DIC/USB SEL登場〜初めての自分グレードUSBケーブル〜 

 

「フラッグシップUSBケーブル登場を予告しておきます。」

http://blog.zama-dolphin.jp/?eid=1281

で予告しておりましたUSBケーブルXP-DIC/USB SELが遂に完成しました。

これまでのXP-DIC/USB EN SEが対ライバルメーカーを意識したクオリティのケーブルだったとするなら、今回は自分グレードのケーブルです。

分かりやすく言うなら、XP-DIC/USB EN SEは「ライバルメーカーに勝てばいいんだろ?」というレベルのもので、自分がイメージする音には到底到達していないものでした。

もしお客様に「これがあなたの最高傑作ですか?」とXP-DIC/USB EN SEを指されたとしたなら、きっと口ごもっていたと思います。

その苦悩からようやく解放してくれたがXP-DIC/USB SELなのです。


自分の中にはずっと音のイメージがありました。

しかしそれはXP-DIC/USB EN SEでは無理だった。

目標が100とするなら20ぐらいにしか達成できていなかったのが本当のところの私のXP-DIC/USB EN SE評です。

しかし自分には確信がありました。

「このようなケーブルを作れさえすれば、間違いなく最高のUSBケーブルが出来る。」と

それは何かというと、今年発表したインターコネクトケーブルの最高傑作XP-ICシリーズ

http://blog.zama-dolphin.jp/?eid=1270

この技術をベースにしたUSBケーブル用ケーブルです(先月28日に入ってきました)。

このケーブルをベースに、最高の端子と最高のターミネートを用い、何の苦労もなく7月初めに完成していたのです(発表前から何人かのお客様から注文が入っていたので、実はすでに3本納入しております)。

ただ、6月後半〜7月初めまで思うような仕事が出来なかった為、他の仕事もあり、当然にブログも滞り、発表が本日となりました。

誠に申し訳ありません。

ここに確信して言います。

「XP-DIC/USB SELは自分のイメージ通りの最高傑作のUSBケーブルです。」と

兎にも角にも湯水のように情報が沸きあがり、広い空間をこれ以上ない情報密度で埋め尽くすケーブルです。

まるっきり桁が違う。

その音楽的佇まいは

疾如風:徐如林:侵掠如火:不動如山

オーディオ的な外連味は一切なく、一瞬地味とも思える盤石なまでの安定した音ですが、いったん動き出すと

疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如しです。

不動な山を背景に持つ絶対的な安心感と圧倒的な凄味を持った音と言う事です。

「どんな音ですか?」と問われ、上に書いたようなうんちく言うのが面倒な場合は

「XP-DIC/USB EN SEが割り箸とするなら、XP-DIC/USB SELは大木のような音です。」

「XP-DIC/USB EN SEが水鉄砲とするなら、XP-DIC/USB SELは消防のホースです。」

と貧弱なボキャブラリーで逃げるかもしれません。

その様な感じです。

ただ分かりやすいのでは?ないでしょうか。

ちなみに製品スペックの詳細は記しませんが、XP-ICシリーズと同じように絶縁に生テフロンを用いた銅リッツ線がベースになり(ICシリーズと同じく旧モデル比 表面積1.8倍、断面積1.3倍)、当然に4芯構造となっています。

製品完成から発表まで時間がかかりましたが、XP-DIC/USB SEL完成をここに堂々と発表させていただきます。


CROSS POINTリファレンスUSBケーブル

XP-DIC/USB SEL 450,000円(1m ±110,000円)